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ファイナルハロン教習所

(2001.05.13 更新)
(担当:堀木)

title31.gif「初級コース・第11教程 馬場状態やアクシデントに対応する」

実際の競馬ほど千差万別ではありませんが、ファイナルハロン2のレース状況はいつも同じではありません。馬場状態も良〜不良まで様々ですし、枠順も変わりますし、他の出走馬の顔ぶれも毎回変わっていきます。

繰り返し述べているように、ファイナルハロン2で勝つためには「常に一定のペースで走る」ことが大原則なわけですが、その為には逆に、レース毎の条件変化に対応して乗り方自体は毎回調整を加える必要があるわけです。それが理想ではあっても、判で押したように毎回同じ乗り方が出来るわけではない、ということをまず念頭に置いてください。

その上で個々の条件変化に対応すべく、以下のようなことに注意して乗ってみましょう。1つのレースで複数のアクシデントが起こることも多々あるので、何が起きても平常心で(筆者もそういう気持ちで乗れることはあまりありませんが..)落ち着いて危機を乗り切りましょう。

  1. 馬場状態については、良(りょう)・稍重(ややおも)・重(おも)・不良(ふりょう)の4種類があります。良が一番いい状態、不良が一番悪い状態で、稍重、重はその中間(やや重より重の方が悪い)です。良馬場の時の乗り方を基準と考えると、馬場状態が悪くなるほど走行スピードが落ちるので、いつもより押し方を強めにしなくてはなりません。逆にいえば、馬場状態に応じて適切な強さを加えて『馬』を揺らせば、良馬場の時と同じスピード・同じタイムで走れるということです。この場合、強めに押すことはスタミナロスにはならないのでその点を心配する必要はありません。競馬シミュレーションとして考えるとちょっとヘンなのですが、まあ些細な欠点です。  
  2. 馬場状態が悪くなると、走るのに余計な力がいる一方で、濡れた馬場に脚をとられて滑りやすくなります。滑ると「すべったよ」などと馬がコメントし、タイム的に減点対象となります。急激な左右移動をする際滑りやすいようなので、スタート後の位置取りには十分に注意しましょう。また、下り坂での加速度合が若干高くなるようなので、下りに入るときの進入スピードにも注意しましょう。                  
  3. 外枠からスタートして内側に入っていくとき、内側にCPU馬がいたら、その走行スピードを見極めて早めにうまく交わしましょう。自在馬は前後の位置取りがかなり自由なので、遅いCPU馬なら追い抜いて前から内側に入ればいいし、速い馬なら先に行かせておいて後ろから内側に入ればよいのです。できるだけ直線コースで最内に入っておきましょう。コーナーに突入するとCPU馬が遠心力でどんどん外側に脹らんでくるので交わすのが難しくなります。また、どうしても交わしにくい場合は、一頭分くらいなら内ラチの外側を走っても構いません。一応勝てます。                              
  4. 内ラチや他の馬に接触することは極力避けなければなりませんが、万一ぶつかってしまったら、あわてずにラチや他馬との距離を少し離して、画面内の馬の姿勢とスピードを安定させて下さい。ぶつかると失速するので、少し(1、2回で十分)強めに押して走行スピードを元に戻します。パニック状態になって繰り返しぶつかると、大きなスタミナロス(ニンジンがあっという間になくなる)となり、ゴール到達前にスタミナ切れを起こしてしまいます。冷静に対処しましょう。                   
  5. 道中で「速すぎる」というコメントが表示されたら、少し『馬』の揺らし方を弱くしてペースを抑えましょう。勝負ポイントまでのトータルの走行タイムを整えるつもりで、しばらく意図的に遅めに走ったりすると、スタミナロスを幾らか抑えられます。逆に「遅すぎる」というコメントが出た場合は、少し強めに揺らしてペースを上げましょう。       
  6. 勝負ポイント前で、最内を走行中、前を走っているCPU馬が大きく下がってきたら(長距離レースではこういう場合がたまにある)、直線なら冷静に1頭分外側に持ち出して馬をかわします。コーナーの場合は、我慢しながら最内を走っていれば失速する馬は外側にふくれていくのでそれを待って内側を抜けます。              
  7. 勝負ポイント後で、ラストスパート中に前にいるCPU馬が邪魔な場合は、無理にこじあけたりせず、開いている場所を見つけて早めに左右移動しましょう。前にも述べましたが、勝負ポイント後の接触は致命的なタイムロスです。CPU馬にぶつけるくらいなら外に持ち出しましょう。自在馬は比較的外に持ち出しても不利が少ない脚質です。

 

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