猿マネと耳学問
(99/09/21更新)
 
私の得意技なわけです、猿マネ耳学問。要するに巧い人のプレーを見て、乗り方を真似したり、会話の中で攻略のヒントになりそうなことがあったら聞き逃さずに後で研究したりするわけです。初心者、中級者が短期間で上達するためには、極めて有効な方法だと言えます。なにしろ、目標が「正しい」ことははっきりしているわけなので、自分でなんとなく暗中模索する場合と違って無駄な努力をしてしまう心配がありません。教科書を読んで要領よく勉強するようなものです。ある程度のレベルまでは、自分より巧い人がいたら、積極的にそのスキルとテクニックを盗むべきです。

但し、いつまでも猿マネと耳学問ばかりでは、決して頂点に立つことはできません。単なる器用貧乏で終わってしまいます。今の私がまさにそういう状態で(泣)、ちょっと壁にブチ当たった感があります。

総じて、トップレベルのプレイヤーは独自に磨き上げたスタイルを持っています。それは表面上真似することはできても、本家と同等のレベルで使いこなすことは困難なものです。なぜなら、それを磨き上げる為に費やした時間と情熱の絶対量が圧倒的に違うからです。同じことをやっているうちは、絶対に本家を超えることはできないのです。本家は、自分より先に研究を始めて、かつ今も続けているのですから。一定のスキルとテクニックを身につけたら、次は自分のスタイルを磨き上げる努力を始めるべきです。

まだ他のプレイヤーが極めていない、独自のテクニック。確信持って使いこなせる自分だけの必殺技。他のプレイヤーに猿マネされても、自分より巧くなることは絶対ないと言い切れる自信の技。そういうスタイルを身につけるのが、当面の私の目標です。それが出来た時、初めてトップレベルと互角に戦えるような気がします。

とはいえ、そういう努力を人生であんまりやったことないから、どうしたらいいのか全然わからないのが実状なんですけどね。


 
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