選べる馬の種類と前作との差異
(99/09/27 更新)
 
「ファイナルハロン2」では、前作の6種類の馬に加え、4頭の新しい脚質の馬が加わって全10種類になりました。また、以前からいる馬の特性も少し変わっているのでなかなか乗り甲斐があります。上がりハロン計時を、レースの上がりと自分の上がりの併記で表示してくれるので、脚質毎の切れ味の違いなどが具体的に把握できるのも特徴です。1200mでの乗り方に少し特殊なノウハウが必要な感じですが、中長距離では、基本的に「スタミナロスなく、その脚質ごとの好位置で追走」できれば、大体どの脚質でも好タイムで走れるようです。自在馬はちょっと辛いけど、前作ほど他馬との差はありません。
「暴走特急」
アクセル
大逃げ  4歳 鹿毛
(コメント)
「先頭にいこうや」
「速すぎるで」
「遅すぎるで」
「全速力やで」
「いたいんやで」
「すべったで」
「スタミナ切れやで」
新顔の「大逃げ」馬。前半は超ハイペース、しかも非常にタイトな速度範囲内で走るしかない一方、途中からはグッと速度を落として脚を溜めないと、ゴールまで持たないというクセ馬。終いの切れ味もないので、どこからが息を入れるべき領域なのかをコース毎に精確に把握して、スタミナ温存とセーフティリードを両立させることが勝利へのカギ。もっとも、芝1200mなどは、ほとんど追い通し(少しだけ一息入れるところはある)に見えますが。乗っててとても疲れます。コメントは関西風。
「俊足の老兵」
スピード
逃げ 8歳 栗毛
(コメント)
「速すぎるのう」
「遅すぎるのう」
「全速力だのう」
「いたいのう」
「すべったのう」
「スタミナ切れだのう」
おなじみの逃げ馬ですが、アクセル登場により、大きく特性が変わりました。もう「先頭を走りたいのう」とは言いません。ちゃんと番手で折り合ってくれます。しかも、終いの切れ味が増しているため、後ろから迫られてもそう簡単には抜かれません。一旦抜かれた馬を差しかえすことさえ可能。かなり使えます。コメントはじいさん風。
 
「世界の秘密兵器」
ボンバー
先行 5歳 芦毛
(コメント)
「速すぎるッス」
「遅すぎるッス」
「全速力ッス」
「いたいッス」
「すべったッス」
「スタミナ切れッス」
これもおなじみの先行馬です。先に指摘したように、「溜め」が効かなくなっているため、相対的に他脚質に対するアドバンテージは少なくなった印象です。ただし、弱いということではなく、ちゃんとレコード近辺のタイムで走れます。ただ、ベストな乗り方を安定して行うのが、他脚質に比べて少し難しいかなあ、という感じ。上手く乗ると、同型のジェーンと違い、直線の後半で伸びてきます。コメントは体育会系(?)
 
「やんちゃなコギャル」
ジェーン
先行 5歳 栗毛
(コメント)
「速すぎるしぃ〜」
「遅すぎるしぃ〜」
「全速力だしぃ〜」
「いたいしぃ〜」
「すべったしぃ〜」
「スタミナ切れだしぃ〜」
新顔の先行牝馬。古馬のくせに「いたいしぃ〜」などとコギャル言葉でしゃべります。とにかく追い出してから「全速力が出やすい」のがウリで、戦法としてはコースロスなく、終始最内をついて4角先頭というのがいいみたいです。一気に後続を突き放して、そのまま粘り込む形。また「はやすぎるしぃ〜」などと文句を言わせると、追ってからの反応がかなり鈍くなるようです。くれぐれもご機嫌を損ねないように。
 
「自在のヒーロー」
セブン
自在 7歳 鹿毛
(コメント)
「速すぎるよ」
「遅すぎるよ」
「全速力だよ」
「いたいよ」
「すべったよ」
「スタミナ切れだよ」
自在の牡馬です。例によって初心者向けですが、他の脚質との差は縮まりました。先行すれば前よりも粘れるし、控えれば追って味があります。まさに「自在」。ただし、何かワンパンチ足りないというか、どう乗っても安定してレコードタイムから0.3〜0.4秒遅れでしか走れない馬、という印象でもあります。多分レコードで走れる潜在能力はあると思うのですが、自在過ぎてどう乗るのがベストなのかよくわからん、というのが現状です。どちらかと言えば先行が良さそうなんですが。コメントはごく普通。
 
「ターフのアイドル」
ピーチ
自在 6歳 白毛
(コメント)
「速すぎるですぅ」
「遅すぎるですぅ」
「全速力ですぅ」
「いたいですぅ」
「すべったですぅ」
「スタミナ切れですぅ」
自在牝馬です。テンよし中よし終いよしの万能型で、特に、控えるとクイーン並みの末脚が炸裂します。でも、セブン同様、よほど上手く乗らないと時計勝負では限界がある感じ。これも自在すぎて、どの辺がスイートスポットかわかりにくい馬みたいです。セブンよりは差し傾向が強い? コメントは6歳になってもカマトト風。
 
「漆黒のイナズマ」
サンダー
差し 6歳 黒鹿毛
(コメント)
「速すぎるぜ」
「遅すぎるぜ」
「全速力だぜ」
「いたいぜ」
「すべったぜ」
「スタミナ切れだぜ」
差し馬です。勝負ポイント以降の末脚は、ゴールが近づく程切れてくるタイプで、クイーンに近い感じですかね。もちろんクイーン程はキレないので、それなりに前で競馬する必要があるわけですが。前作と違い、きちんと道中折り合えれば、他脚質と遜色はありません。コメントの語尾は「だぜ」。
 
「青い疾風」
ガイアン
差し 5歳 青毛
(コメント)
「速すぎるんだヨ」
「遅すぎるんだヨ」
「全速力なんだヨ」
「いたいんだヨ」
「すべったんだヨ」
「スタミナ切れなんだヨ」
新顔の差し馬です。サンダーと違い、追い出し始めにいい脚を使ってあとはジリジリ伸びる、という感じです。また、左右移動への反応が少し鈍いので、外枠を引いた時の序盤の馬群の捌き方とコーナーワークに注意が必要です。他の馬より意識的に曲げないといけません。序盤で好位置キープできれば、あとはなんとかなるのですが。最初が肝心。コメントの語尾は「だヨ」。
 
「音速の女王」
クイーン
追込 7歳 青鹿毛
(コメント)
「速すぎるわよぉ」
「遅すぎるわよぉ」
「全速力よぉ」
「いたいわよぉ」
「すべったわよぉ」
「スタミナ切れよぉ」
追込牝馬です。相変わらず強いのですが、前作のように「スタミナが残っていれば殆ど無限に加速する」という程の怪物的末脚ではありません。道中ミスがあれば、その分きっちり止まってしまいます。ロケットスタートみたいなウラ技は通用せず、基本的に正攻法で折り合う必要があります。
 
「やっぱり出遅れ」
デオクレル
追込 4歳 芦毛
(コメント)
「出遅れたデース」
「速すぎるデース」
「遅すぎるデース」
「全速力デース」
「いたいデース」
「すべったデース」
「スタミナ切れデース」
新顔の追込馬です。名前の通り、ホントに必ず出遅れます。従って、最後方から折り合いつつ、コーナーワーク等でジリジリ前との差を詰めるしかないのですが、その分終いの脚は鬼のように切れます。ただし、これも「無限の末脚」ではなく、強引な仕掛けは通用しませんのでご注意を。また8頭立て筐体など、多人数で勝負する際はゴール前で横一線になりがちです。最後方から差すこの馬の場合、一瞬の判断で左右移動しないと行き場がなくなるのでこれも要注意。コメントは外国人風(?)外国産馬?
 

 
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