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ファイナルハロン教習所

(2001.06.10 更新)
(担当:堀木)

title32.gif「初級コース・第12教程 コース別攻略ポイント(初級編)」

「ファイナルハロン2」には、全部で9種類のコースが用意されています。「常に一定のペースで」という大原則はどこでも同じとはいえ、それぞれ趣が異なるコース。それなりにコース特性を理解しなければ勝てません。以下、各コース毎に基礎的な攻略ポイントをまとめてみましたので、練習の参考にしてください。

 

ミリオンダラー競馬場
芝1200m
スーパースプリントステークス
右回り
レコードタイム:1.06.6 (自在馬:1.06.9位)
上り坂通過数:1
下り坂通過数:0
コーナー通過数:2

俗に「電撃の6ハロン」といわれる短距離決戦のコース。文字通りあっという間にレースが終わってしまうので、1つのミスが大きく響きます。

ペースを乱したり、ラチや他の馬に接触しないよう細心の注意を払いつつ、スタートしたらすばやく内側のポジションに入ってしまいましょう。スタート直後の上り坂を通過して3コーナーに突入するまでに内側に入れないと、小回りコースだけに他の馬が邪魔になって大きなロスを強いられます。

自在馬だからといっても、あまりじっくり構えていると最後の直線で届かないことがあるので、多少(あくまでも多少)積極的に『馬』を揺らしていった方がよい結果が出ます。ただし、3コーナーを回った後、勝負ポイントに突入するまでの短い区間(100m位)だけは、ちょっとだけ息を抜いて馬なりに走らせる感じにした方が、直線の伸びがよいようです。

勝負ポイント突入後に4コーナーを回るので、他の馬とゴチャつくことが多くなります。前方を走る馬の動きをよく見て、ぶつからないように、かつ大きなコースロスがないように早めに左右移動してかわしましょう。

 

ミリオンダラー競馬場
ダート1800m
ムーンライトトロフィー
右回り
レコードタイム:1.48.1 (自在馬:1.48.3位)
上り坂通過数:1
下り坂通過数:1
コーナー通過数:3

マニアックな小回りコースのダート中距離戦。スタート後、2コーナーの手前に下り坂があるのですが、殆どわからない程度の緩勾配なので『馬』を揺らす動きを止める必要はありません。

ちょっと難しいのは3コーナー。1つ前の2コーナーが急カーブなのでついつい強気で揺らしてしまうのですが、ここは非常に緩いカーブの高速コーナーなのです。直線とほとんど変わらない「ほんのちょっと強め」に揺らす位に止めておかないと「速すぎる」が出てしまいます。

3コーナーを回った後、勝負ポイントに突入するまでに、前方の馬の動きをよく見ておきましょう。前方の馬が4コーナーでも最内をふさいでいるようなら、一頭分外側に持ち出して外側からかわすことも考えておく必要があります。小回りコースでは、最内にこだわりすぎると勝負ポイント突入後に行き場がなくなることがあるのです。

 

ミリオンダラー競馬場
ダート2500m
ダートチャンピオンシップ
右回り
レコードタイム:2.33.9 (自在馬:2.34.1位)
上り坂通過数:1
下り坂通過数:2
コーナー通過数:4

ムーンライトトロフィーと同じダートコースを走る長距離戦。このコースも2つの下り坂はごく緩い勾配なので深く気にする必要はありません。半面、長距離戦でゆったりしたペースになりがちなので、上り坂では失速しないように気をつけましょう。

1コーナーを回った後は、1800mと同じコースを回るわけなので、基本的な注意点は1800mと同じです。角度が緩やかで大きな1コーナーをはさんで前半は比較的長い直線が続くので、1800mよりも内側へ入れるチャンスが多く、むしろ乗りやすいかもしれません。

敢えて挙げれば、ダートコースをまるまる1周するので、角度の異なる4つのコーナーを確実にこなしていくことがタイム短縮のカギと言えるでしょう。

 

ブロードシティ競馬場
芝1600m
マイルスターステークス
右回り
レコードタイム:1.31.7 (自在馬:1.32.0位)
上り坂通過数:2
下り坂通過数:1
コーナー通過数:2(実質1)

長い直線と大きく緩やかなコーナーで構成されたシンプルなコース。1作目のファイナルハロンでもそうでしたが、芝1600mは初心者向けコースとして設定されているようです。スタート後に長い直線が続くので、最初の上り坂を迎えるまでに比較的余裕をもって内側へ入っていけます。

しかしシンプルとはいえ、このコースの3〜4コーナーはカーブと下り勾配を同時に克服しなければならない、なかなかの難所。ここを確実にこなせるようにならないとタイム短縮は難しいでしょう。

坂の降下中に「速すぎる」が出ないようにタイミングを計って『馬』を揺らすのを止めることと、坂の下り終わりに再び『馬』を揺らし始める時、失速しないようにちょっと強めに揺らすことに注意するとよいと思います。

 

ブロードシティ競馬場
芝3200m
ゴールデンジョッキーズカップ
右回り
レコードタイム:3.14.0 (自在馬:3.14.3位)
上り坂通過数:5
下り坂通過数:3
コーナー通過数:6(実質3)

ファイナルハロンシリーズ最長の2マイル戦。ブロードシティ競馬場の芝コースを1周半します。競馬ファンなら、春の天皇賞が行われる京都競馬場の芝3200mコースをイメージすると近い感じ(京都のゴール前にあんな急坂はありませんが)。スタミナ温存を心がけて慎重に乗りましょう。

向こう正面から3〜4コーナー、ホームストレッチまでは芝1600mと同じところを通るのでマイルでの経験を活かして乗ることができますが、曲者なのは反対側の1〜2コーナー。一見、3〜4コーナーと同じ構成の繰り返しに思われますが、レース前に表示されるコース図を見れば判るとおり、1〜2コーナーは3〜4コーナーより半径の大きいカーブなのです。失速傾向や遠心力の具合が3〜4コーナーとは若干違うので、『馬』の揺らし方も少し変えなくてはなりません。

さらに問題なのは、1〜2コーナーの下り坂は3〜4コーナーよりも急勾配だということ。1コーナーの進入部分に小さな上り坂があって、その分落差が大きくなっています。

上記の2点をまとめると、1〜2コーナーでは次のような操作が必要となってきます。

  1. 進入部分のカーブと上り坂に対応し、強めに『馬』を揺らしつつコーナリング開始
  2. すぐに下り坂に入るので、すかさず『馬』を揺らす動きをピタッと止めて降下
  3. 坂を下り終えてもコーナリングは継続中なので、失速しないように停止状態から
    スムーズに、強めに『馬』を揺らす動きへ移行
  4. 今度は加速しすぎないように、じわっと『馬』の揺らし方を抑えて向こう正面へ脱出

ゆったりとしたレイアウトとは裏腹に、短い時間にめまぐるしく操作を変えていかなければならないテクニカルなコーナーです。じっくり練習して3〜4コーナーとの違いを体得して下さい。

 

ブロードシティ競馬場
障害2100m
ブロードシティ障害ステークス
右回り
レコードタイム:2.12.9 (自在馬:2.13.2位)
上り坂通過数:4
下り坂通過数:3
コーナー通過数:4(実質2)

2コースある障害戦の1つ。シンプルなレイアウトのためか、障害レースにもかかわらずスピード感重視の高速コースの印象。したがってレースのイメージとしては「芝の平地レースのつもりで走りつつ、障害がきたらそのままのスピードでジャンプ」といったところ。レコードはともかく、慣れればわりと簡単に好タイムが出せます。

実際、FF2の障害レースにおける「障害飛越」というのはもうまったく単純に「タイミングよくムチボタンを左右同時押しすること」であって、それ以上の高度なテクニックは必要ありません。通常の平地レースの走りの中にムチボタン左右同時押しを時々混ぜるだけです。逆にいえば、障害を跳ぶからといって妙に走行ペースが乱れたり、『馬』を揺らす力が入りすぎたりしてはいけないということ。あくまで平常心で。

敢えて一つ、飛越に注意するポイントを挙げるとすれば最後の大生け垣。飛越後すぐに3〜4コーナーに突入してしまうので、すかさず対応して強めに『馬』を揺らさなくてはなりません。

 

グリーンバレー競馬場
芝2000m
ロイヤルクラウンカップ
左回り
レコードタイム:1.57.1 (自在馬:1.57.3位)
上り坂通過数:2
下り坂通過数:2
コーナー通過数:3(実質2)

芝3200mが春の天皇賞だとすれば、こちらは秋の天皇賞に近いレイアウトのコース。最初に迎える2コーナーへの進入路はそれほど長くはないので、早めに内側に入らないとCPU馬が邪魔になって大きくコースロスする可能性があります。

この2コーナーへの進入で大体レース結果の明暗が分かれてしまうので、スタート後の位置取りは極めて重要です。いきなり勝負所がきてしまう分、芝2400mより少し難しいコースだといえるでしょう。

逆に言えば、向こう正面に入ってからは芝2400mと全く同じです。

 

グリーンバレー競馬場
芝2400m
オールスターグランプリ
左回り
レコードタイム:2.21.8 (自在馬:2.22.2位)
上り坂通過数:2
下り坂通過数:2
コーナー通過数:4(実質2)

芝2000mが秋の天皇賞だとすれば、当然こちらはダービー・オークス・ジャパンカップに近いレイアウト。どのコーナーもゆったりとした大きなカーブなので、「いつのまにか失速」といったことがないように、常にやや強めに『馬』を揺らすことを意識しましょう。

とはいえ直線も長いですし、向こう正面の比較的緩やかな2ヶ所の坂(下り、上りの順)も勾配の感覚をつかむのに手頃な感じ。カーブと坂の複合も3コーナーだけなので、1600mの次に挑戦する芝コースとしてオススメです。

 

グリーンバレー競馬場
障害3100m
ロイヤルパレス大障害
左回り
レコードタイム:3.21.8 (自在馬:3.22.1位)
上り坂通過数:4
下り坂通過数:3
コーナー通過数:6(実質3)

FF2の全9コース中、最もテクニカルな難コース。多数ある障害飛越もさることながら、たすきコースをはさんでの右左逆回り、カーブと上り坂の複合コーナー、急な下り坂〜上り坂が連続するバンケット等、高度な技術が要求されるポイントがたてつづけに現れます。初級者の基礎技術の習熟度を試すにはもってこいのコースです。ここで確実に勝てるようになれば、他のコースでも普通のCPU馬に負けることはまずないでしょう。

最初から最後まで難所続きのコースですが、やはり最も苦労するのはたすきコースの通過でしょう。

ここで右回りから左回りにスイッチするので、それまで右の柵ぞいに走っていたのをやめて左に寄っていかないと、たすきコース後のコーナーを大回りすることになってしまいます。かといって、予め左に移動することを考えて、右回りのうちに外めに持ち出して走ると、やはりコースロスになってしまいます。たすきコースに進入するまでは右側の柵ギリギリで走り、たすきコースを通過し終わるまでに左側の柵ギリギリの位置に到達しなければなりません。その間、他の馬とぶつからないように左へ移動しつつ、障害も跳ばなくてはならないのですから大変です。

ここをうまく捌くコツとしては、たすきコースへの進入速度について意識するのがよいでしょう。上り坂とコーナーを通過した後なので、失速気味になりがちなのですが、下がってしまうと同じ脚質(位置取り)のCPU馬とゴチャつく可能性が高くなります。かといって強気で突っ込みすぎると、案外簡単に「速すぎる」が出てしまいますし、前方を走っている馬に追いついてしまって左に寄せにくくなります。前後の馬と接触しないですむ、ちょうどよい進入速度を確実に身につけましょう。これは試行錯誤あるのみです。

 

 

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