(2001.06.10 更新)
(担当:堀木)
ここまで12教程を通じて、「ファイナルハロン2」の基本的な乗り方について解説してきました。これらを一通り実践できるようになった方は、普通のCPU馬、たとえばアイアンガオーやシルバーメダルにはセブンやピーチで確実に勝てると思います。とりあえず、初心者からは卒業といってよいでしょう。 ところが、安定して、しかも好タイムで勝てるようになったはずなのに、時々とんでもなく強いCPU馬が現れて全然歯が立たない、といった経験をし始めるのもこの時期です。その馬の名はレコードブレイカー。筐体の設定によっては出ない(EASYモード時)ものの、最強のCPU馬です。この馬がしばしば登場するようになれば、あなたの実力もかなりのものだといえます。なんとかがんばってセブンやピーチで撃破したいところですが、残念ながら十分に強くなったレコードブレイカーに立ち向かうには、自在馬の基本性能では少々分が悪い。そろそろ「乗りやすい」自在馬から「クセのある」他の脚質へ転向してもよい時期が来たということです。 大逃げ、逃げ、先行、差し、追い込み..それぞれクセはあるものの、それを克服すれば、自在馬を上回る決め手を持った個性的な馬たちです。乗りこなせばちゃんとレコードブレイカーにも勝てるようになります。レコードタイムも狙えます。 次の「中級コース」では、各脚質毎の特性・乗り方の解説を中心に、レコードブレイカーに勝てる実力、真に「CPU相手なら無敵」といえるレベルを目標にした教程を用意しています。自在馬にあきたらなくなったら、参考にしていろんな脚質にチャレンジしてみて下さい。 一方、「あくまでも自在馬に乗るのが好き」という方もおられると思います。セブンやピーチ自体に思い入れがあるかもしれませんし、レース毎に違った作戦で他の馬を翻弄するのが面白い、という場合もあるでしょう。そういう方でも、一旦は他の脚質に挑戦してみることをオススメします。他の脚質を乗りこなせるようになってから自在馬に戻ると、ほんとうの「自在性」の良さが改めて実感できます。確かにタイム的にはやや劣るものの、乗り味は他の脚質の感じを実によく再現できるし、場合によっては「途中で作戦変更」さえ可能なのです。速さだけを追求するのでなく、「競馬シミュレーション」の楽しさを味わいたいのなら、自在馬は実によくその要求に応えてくれる「名馬」です。 |