(2001.06.16 更新)
(担当:堀木)
この中級コースの最終目標は、FF2最強のCPU馬「レコードブレイカー」に勝つことです。まずは「敵を知る」ことから始めましょう。 レコードブレイカーの脚質は「逃げ」。道中の位置取りで見るとスピードよりも前で走る、積極的な逃げっぷりです。必ずしも最内を回るでもなく、かなり強引な先行策に見えますが、とにかく最後まで脚色が衰えません。直線で一旦かわしたのにゴール前で差し返されることもしばしばです。まさに「最強のCPU馬」の称号にふさわしい走りと言えましょう。 しかし、あきらめることはありません。自分が乗った馬(自在馬除く)の能力を最大限に引き出せれば、必ずレコードブレイカーには勝てます。なぜならば、レコードブレイカーは「レコードタイムに近いタイム」で走ることはできても「レコードタイム」で走ることはできないからです(注1)。レコードタイムはプレイヤーが操作した馬が達成しているのですから、絶対に人間の方が速いのです。おおよそ、レコードブレイカーとはレコードタイムより0.2〜0.4秒遅いタイムでしか走れない「イマイチ馬」だといえます。理屈としてはレコードか、レコードより0.1秒差のタイムで走れればよいわけです。 逆にに言えば、たった一つ二つでも、途中で大きなミスをすれば勝てなくなってしまうということでもあります。どのみち先々、大会などでレベルの高い対戦をするようになれば「1ミスが致命傷」は当たり前。レコードブレイカーのレベルで足踏みしていては真の高みへは上れません。スキルアップあるのみです。 ところで、レコードブレイカーは常に出現するわけではありません。この馬と対戦するには、直前のレースで好タイムで勝つことが条件になります。ある程度上達すれば放っておいても大体コンスタントにレコードブレイカーが出現しますが、最初のうちはそうもいかないもの。そこで、レコードブレイカーを強制出現させる裏ワザを紹介しておきましょう。レース前の馬の選択画面で、左右どちらでもいいのでカーソルを2周させて下さい。「パァン!」とムチの音がしたら成功です。馬柱に「レコードブレイカー」の馬名が入っているはずです(注2)。 (注1)厳密には、筐体の限界としての「真のレコード」が達成されていない段階では「その時点でのレコード」近辺で走るのですが、初登場から2年以上たった現在ではほとんどの筐体で限界値を達成していると思われます。 (注2)もともとレコードブレイカーが出現する条件だった場合、「強制除外」のコマンドになってしまうようです。 |