(2002.04.04 更新)
(担当:堀木)
初級編とは一味違った、脚質の特性を考慮した上での実戦的なコース別攻略法です。 |
ミリオンダラー競馬場
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芝1200m
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スーパースプリントステークス
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右回り
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レコードタイム:1.06.6 (自在馬:1.06.9位)
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上り坂通過数:1
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下り坂通過数:0
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コーナー通過数:2
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単騎逃げならアクセル断然有利のコース。CPU馬相手で脚質にこだわりがなければ、迷わずアクセルを選ぶべきでしょう。ミスのごまかしがきかない短距離決戦だけに、他馬に邪魔されないのが一番のアドバンテージ。常にレコードタイム狙いの心意気で。 他の脚質の場合は、長距離戦よりも積極的に「前に出て内側に入る」ことがポイントとなります。外枠発走の場合、多数のCPU馬が邪魔になるわけですが、その後ろから回り込んでいたら、待った分のタイムロスを取り返すことが出来ません。常に「前へ前へ」で。当然の事ながら、積極的に行き過ぎればオーバースピード、もしくはスタミナロスにつながるわけで、その点の匙加減はかなり微妙です。しかし、そのギャンブルに勝てないようではレコードブレイカーを差すことはできません。強気に、しかし精確な技術で、ということになりますか。 もう一つポイントを挙げるとすれば、「4コーナーでは最内にこだわらない」こと。もちろん、無駄に大外をブン回すのは論外ですが、内ラチに貼り付くように回っても今ひとつタイムが伸びなかったりします。おそらく、小回りなコーナー特性のため、内ラチいっぱいだと「曲げすぎ」で、減速してしまうのではないかと思われます。ラチとの間が少し空いてもきれいなカーブを描いて曲がることを意識すると、加速も乗るようです。 |
ミリオンダラー競馬場
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ダート1800m
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ムーンライトトロフィー
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右回り
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レコードタイム:1.48.1 (自在馬:1.48.3位)
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上り坂通過数:1
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下り坂通過数:1
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コーナー通過数:3
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バランスのとれた自在馬と異なり、他の脚質の馬は各々ピーキーな部分を抱えているので、小回りのミリオンダラー競馬場は「実力を出しきりにくい」難コース。ことにダート1800mは「中途半端の固まり」といった感じで、勝負所を見いだせないままいつのまにかゴールを迎えてしまいます。巧く乗っても混戦の場合が多いものです。 そんな中、このコースをなんとか攻略するためのポイントは「自馬の走るスペースを確保する」こと。特に3コーナーを回ってから勝負ポイントに突入するまでの短い直線での位置取りがその後の展開を大きく左右します。自馬と、自馬の前を走っている馬の「勝負ポイント突入後のダッシュ力の差」を予測して、そのまま後ろについて4コーナーを回るか、外(もしくは内)に持ち出して追い抜くかを早めに決断するのがコツです。ここで判断を誤ると、4コーナーで行き場がなくなってしまうのは、初級編でも述べた通り。次の瞬間にもスムーズに走れるスペースが自馬の前にあるかを常に考えながらゴールまで機敏に左右移動しましょう。 脚質の有利不利で考えれば、他馬が邪魔になりにくいアクセル・スピードあたりを選択しておくのが無難でしょうが、ごちゃつく4コーナーを巧みにかわしてサンダーで一気にまくりきったりするのも小回りコースならではの楽しみです。 |
ミリオンダラー競馬場
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ダート2500m
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ダートチャンピオンシップ
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右回り
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レコードタイム:2.33.9 (自在馬:2.34.1位)
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上り坂通過数:1
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下り坂通過数:2
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コーナー通過数:4
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端的に言ってしまえば、「1800mが乗れれば大丈夫」なコースです。いつの間にか小回りコーナーに突入してしまう1800mと異なり、前半に「考える時間」がある分、2500mの方がむしろじっくり乗れるのは初級編でも述べたとおり。 もっとも、タイムを詰めるという意識を先行させるならば、前半部分もダラダラと乗るわけには行きません。簡単ななりに、精確なペース配分で走れるように試行錯誤してみて下さい。 |
ブロードシティ競馬場
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芝1600m
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マイルスターステークス
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右回り
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レコードタイム:1.31.7 (自在馬:1.32.0位)
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上り坂通過数:2
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下り坂通過数:1
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コーナー通過数:2(実質1)
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初心者が苦しむ3〜4コーナーの勾配付きコーナーは克服していて当然の中級者。となれば、中級者の攻略ポイントは自ずとそこへ至る前の段階、最初の直線ということになります。3コーナーに到達するまでにかなり時間があるので、無理せず内側へ入るためについじっくり乗ってしまいがちですが、レコードブレイカーを倒してレコードタイムで走りきるためには、むしろ積極的に乗っていくことが重要です。一定のスタミナを残せば、残り3ハロン(勝負ポイント以降)のベストタイムが出るのは当たり前。全体のタイムを詰めるためには、前半の1000mのタイムを詰めるしかないわけです。それでいて、残り3ハロンもベストタイムで走れるスタミナを残す。このピンポイントのペース配分を掴むのが中級者のテーマであり、その課題を練習する土台とするのに向いているのがこのマイル戦だと言えます。「たかが直線、されど直線」といったところ。 具体的には、上り坂に差し掛かるときの『馬』の揺らし加減を絶妙のタイミング・強め具合で行うことがポイントとなるでしょう。平坦な直線を走るのと全く同じ速度で上れるようになりましょう。 脚質的には、本来玄人好みのボンバーが、このコースに限っては時計勝負に強い印象があります。前半の直線をやや強気で行けると、そのまま一気に1.31.8前後の好タイムで押し切れるようです。 |
ブロードシティ競馬場
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芝3200m
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ゴールデンジョッキーズカップ
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右回り
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レコードタイム:3.14.0 (自在馬:3.14.3位)
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上り坂通過数:5
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下り坂通過数:3
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コーナー通過数:6(実質3)
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最長距離、かつコーナー・勾配も数多く、ミスする場所には事欠かない芝3200m。したがって、中級者におけるこのコースの注意点は、 1.ミスをしない(当たり前か)。 という2点に集約されます。基本的にワンミスでレコードタイムの可能性はなくなってしまうわけですが、うまくごまかせれば3.14.1か3.14.2でレコードブレイカーには勝てるかもしれません。「ミスしても勝ちは狙う」、これを目標に、しぶとい騎乗技術を身につけましょう。一回ミスしたからといって、全てあきらめてヤケクソになってはいけません。100〜200円自腹を切っているんですから、ぶっちぎりで勝てないまでも、何か少しは勉強しましょう(自省もかねております)。長距離戦だけに、ミスをごまかして体勢を立て直す余裕は、他のコースよりもあるのです。 「速すぎる」を出してしまったら、強めに『馬』を揺らすべきところ(上り坂やコーナー)で少し控えてスタミナを温存する。逆に「遅すぎる」を出したら、馬なりで行くべき直線でも少し加速して前との差を詰める。他馬にぶつかったりしてスタミナに不安があれば、勝負ポイント以降もムチの入れ方を加減して「スタミナ切れ」を出さずにゴールできるようにがんばってみる..。こういった一見「セコい」小技の積み重ねが、負けるはずのレースで勝ちを拾い、ひいては自由自在に乗れるようになるための一つのステップとなります。大威張りでやることではありませんが、強くなるために必要なスキルです。 脚質的には、アクセルが比較的有利とされていますが、レコードブレイカー相手ならどの脚質でも充分勝負になります。3.14.0を安定して出せるように頑張りましょう。 |
ブロードシティ競馬場
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障害2100m
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ブロードシティ障害ステークス
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右回り
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レコードタイム:2.12.9 (自在馬:2.13.2位)
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上り坂通過数:4
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下り坂通過数:3
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コーナー通過数:4(実質2)
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レイアウト自体は比較的単純なコースですし、頭数も少ないので、自在馬で障害飛越のコツをつかんでいれば、どの脚質を使ってもそれほど対応に困ることはありません。障害レースは平地に比べてミスによる減点が甘いようで(そもそも難しい分、ゲームバランス上の調整が入っているのでしょう)、ワンミス位なら2.13.0で走れたりします。 自在馬との比較でいえば、他の脚質は上り坂での反応が落ちますから、向こう正面後半の急坂では積極的に強めに『馬』を揺らして上りましょう。 |
グリーンバレー競馬場
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芝2000m
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ロイヤルクラウンカップ
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左回り
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レコードタイム:1.57.1 (自在馬:1.57.3位)
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上り坂通過数:2
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下り坂通過数:2
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コーナー通過数:3(実質2)
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芝2400mがあまりにもバランスよくできたコースなので、序盤が慌ただしいこちらは乗り込むほどに、なんとなく消化不良なイメージがつのってきます。逆に言えば、巧くなるポイントはこの序盤、2コーナーまでの短い進入路をいかにこなすか、ということに尽きるでしょう。特にアクセル・スピード・デオクレル以外の脚質では、外枠発走の場合内側に入りきれないままコーナーに突入してしまう場合も多い(こうなるとレコード駆けは絶望的)ので、これを何とかスパっと内側へ入れるよう、スタートダッシュから二の脚に移る際の微妙なペース配分を試行錯誤しましょう。 何故かはわかりませんが、私(堀木)がボンバーを使っていた時、このコースの戦績が他のコースに比べてよかったことがあります。ボンバーに有利な特性があるのかもしれません。ボンバー使いの方は研究の余地があるかも。 |
グリーンバレー競馬場
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芝2400m
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オールスターグランプリ
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左回り
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レコードタイム:2.21.8 (自在馬:2.22.2位)
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上り坂通過数:2
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下り坂通過数:2
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コーナー通過数:4(実質2)
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FF(1作目)の頃からの思い入れもありますが、やはり屈指の名コース。他のコースにもそれぞれ良さはありますが、真っ向勝負なら芝2400m、という感じでしょうか。各種の要素がバランスよく配分されていて、走っていて一番楽しい感じがします。 とはいえ、タイムを詰めていくのは簡単ではありません。極端な難所がないコースなので、全体の流れをつかんだ上で、「次の要素を最高の状態でこなす」ために前段階で要所要所の技術精度を上げていく、というイメージで練習してみて下さい。スタミナ温存を考えると、ゆったり構えがちなのですが、レコードタイムを狙うなら、「ゆったりする中でギリギリどこまでペースを上げられるか?」ということを常に考えて乗らねばなりません。その為に工夫できるところはどこか?ということです。このコースでそのアプローチをつかめると、他のコースにも応用しやすいと思います。 |
グリーンバレー競馬場
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障害3100m
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ロイヤルパレス大障害
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左回り
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レコードタイム:3.21.8 (自在馬:3.22.1位)
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上り坂通過数:4
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下り坂通過数:3
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コーナー通過数:6(実質3)
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初級編でも述べたとおり、このコースの最大の難所はたすきコースです。たすきコースへの最適な進入速度の感覚は脚質毎に異なるので、これは練習して覚えるしかありません。ポイントとしては、たすきコースに入る直前の上り勾配のついたカーブの終わり際、勾配がほとんどなくなって平地のカーブに近い部分での失速具合の変化を考慮して『馬』の揺らし方を意図的に変えてみるとうまくいくと思います。 あとはアクセルの場合、最初の下り坂を下りきった直後に「速すぎる」を出しがちなので、『馬』の揺らし方を微妙にソフトに。しかし流れとしてはまだ強気でいくエリアなのでその後はすぐ大きめに揺らしていかねばなりません。 |