3200m Turf |
コース別攻略ポイント(5)芝3200m 「ゴールデンジョッキーズカップ」
基本的に注意すべき点は1600mと同じです。繰り返し現れる上り坂と、コーナーの下りをうまくこなすことが勝利へのカギだと言えましょう。 スタート時の「待ち」は2.5〜3秒。殆ど「立ち乗りで前後に揺らせ」表示が出る寸前まで待てると思います。このコースもレコード(3.13.9)で走れてないので、ベストはもう少し短めでもいいのかな、という気もしてます。で、揺らし始めに2、3回少し強めに押して、出脚をつけるとよいようです。 スピードの場合、上り坂はあまり苦にしないタイプのようで、そんなにガンガン押さなくても、少し扶助を強めてやれば、他馬に遅れずに登ってくれます。ファイナルハロンの時よりも楽に登れているように思えます。とはいえ、単純にダラダラ登っているとその分時計がかかるようなので、最近は上りの真ん中辺りで意図的に2〜3回、あと上り切る直前に1回、強めに(馬の顔色は変えない程度)押して少し気合を付けてます。 コーナーでも遅れがちなので、ここも少し強めに押していいでしょう。ただし、あまり調子にのると、コーナー後半の下りへの進入速度がつきすぎて「はやすぎるのう」が出てしまうので、下り始めで手綱を緩めるタイミングの見極めが大切です。特に、1コーナーは「上って、下る」分、急勾配なので注意しましょう。 芝1600mでも指摘しましたが、坂を下った後も安心してはいけません。まだコーナーは続いているので、坂を下った惰性で走っていると失速してしまいます。坂を下りきる直前から扶助を付け始める必要があります。これはコーナーに下りがあるコース全般に言えることで、グリーンバレー競馬場の3コーナーや、ロイヤルパレス大障害のバンケットなども基本的な考え方は同じです。 |